幸せになるホルモンを増やす方法

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幸せになるホルモンを増やす方法

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こんにちは、熊月カナタです。

今回は幸福感を上げる方法についてお話していきたいと思います。

結構お手軽に出来ると思いますので、試してみてはいかがでしょうか?

幸せを増やすホルモンとは何だろうか

さて、そもそも幸せを増やしてくれるホルモンとは何でしょうか?

ドーパミンでしょうか?アドレナリンでしょうか?
しかし、どちらも幸せを増やす効果は持っていませんよね。
では幸せを増やしてくれるホルモンは一体何でしょう?

幸せホルモン「セロトニン」

私達の幸福感を上げてくれるホルモンの正体は「セロトニン」という物質です。

このセロトニンというものは「ノルアドレナリン」や「ドーパミン」と並んで三大神経伝達物質の一つなんです。
聞いたことだけはある、という方も多いのではないでしょうか?

セロトニンの効果

セロトニンはどういう働きをしてくれるのでしょうか?

答えはノルアドレナリンとドーパミンの制御です。

セロトニンは喜びや快楽の伝達物質であるドーパミン、ストレスに関与するノルアドレナリンをコントロールして、精神状態を安定化させる働きがあります。

セロトニンが増えていくとこれら二つの伝達物質をコントロールする能力が高まり、睡眠欲や食欲、気分を調整する能力が上がります。

逆にセロトニンが減ってしまうとドーパミンとノルアドレナリンのコントロールが不安定になり、精神が不安定になりやすくなります。

つまり、セロトニンが減ることによって

  • ・夜にぐっすりと眠れなくなる
  • ・精神のバランスが崩れてしまう
  • ・ちょっとしたこと、些細な事でイライラを感じてしまう
  • ・やる気が起きず、行動力が下がる

といった状態になりがちになるのです。
メンタルの状態や日々の気分をすっきりとした状態に保つためにはセロトニンが必須というわけなのです。

では、セロトニンを増やすにはどうしたらいいのでしょうか?
その方法をこれから3つご紹介していきたいと思います。

セロトニンを増やす行動3選

1.外に出てよく運動をする

セロトニンが分泌されるのは「セロトニン神経」からです。このセロトニン神経は日光を浴びることと適度な運動を行うことで活性化します。
私達現代人は屋内で活動することが多くなったため、知らず知らずのうちにセロトニンが減ってしまう生活習慣を送っているのです。

そのため、外に出て軽い散歩を行うだけでも割と効果があったりするのですよね。

勿論、ランニングやジムでの筋トレなども効果的なので、スポーツや運動が得意という人はより激しい運動を取り入れてみてもいいでしょう。

曇りの日でも日光の恩恵を受けることが出来ます。外に出て運動する習慣を身に付けることが出来れば最高ですね。

2.肉を食べる

セロトニンは必須アミノ酸の「トリプトファン」という物質から合成されます。
このトリプトファンはお肉に多く入っていまして、「気分が下がっている時は肉を食べよう!」と言われるのはこれが原因だったりするんですよね。

大豆・豆製品・乳製品からもトリプトファンはよく取れます。

食生活の中では意識的にタンパク質を取り入れていきたいですね。

3.睡眠をしっかり取る

睡眠時間をしっかり確保して、よく眠ることもセロトニン生成には重要です。

しかし、元々セロトニン量が少ない人は眠りずらい身体になっているため、「眠った方が良いのはわかったけど、そもそも寝られないんだよ!」となりがちです。

そういった方は上記でも説明した「外に出て適度な運動をする」、「お肉などのタンパク質を多く摂取する」の二つをやっていきましょう。

まとめ

以上、幸福感を上げるセロトニンとセロトニンを増やす方法について解説しました。
生活習慣を変えるのは少しだけハードルがありますが、それを乗り越えてしまえばあとは楽になるので踏ん張りどころですね。

それでは今回はここまで、また次回お会いしましょう。

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セロトニン心理学