こんにちは、熊月カナタです。
今回はダイエットを成功させやすくするためのテクニックをご紹介していきたいと思います。
「最近太っちゃって……そろそろダイエットしなきゃなぁ……」と考えたはいいけれど「ダイエットを始めたけど、三日坊主で終わっちゃった……」なんてことになるのはよくありがちだと思います。
そんな人達は今回のテクニックを試してみるとダイエットが続くかもよ?というお話です。
それではやっていきましょ~
目次
テクニックその1.『動機づけ面接』
禁煙・禁酒にも使われるテクニック
テクニックその1は『動機づけ面接』です。
こちらのテクニックは自分自身の内発的動機づけを引き出して、自分の行動に変化を起こそうというものです。
薬物依存症やアルコール依存症の治療法としても使われているテクニックとなります。
上記以外にも摂食障害や生活習慣病、再犯防止の対策にも用いられているそうですよ。
こちらの方法は「面接」という名の通り、基本的に二人以上で行われることが望ましいです。
そもそも相談者と質問者の二人で行う方法ですからね……
4つのプロセス:OARS
動機づけ面接は4つのプロセスで行っていきます。
以下の4つのことを意識しながら、内容によっては順不同で行いましょう。
一つ目はOpen question(開かれた質問)
これは「はい」か「いいえ」だけでは答えられない質問をぶつけていきます。
一人で行う場合は自分自身に「なぜダイエットをしたいのか?」という質問をぶつけてみましょう。
二つ目はAffirming(是認)
ダイエットをしようとする人の強みや努力に注目して褒めてあげましょう。
これは例えお世辞などでも効果があります。
一人で行う場合も同じように自分自身の強みを思い返してみるといいでしょうね。
三つ目はReflecting(聞き返し)
相談者が発した言葉を聞き返していきます。
この時に単純な聞き返しと複雑な聞き返しを使い分けるのがポイントです。
単純な聞き返しを例えで言うと……
「私は食費を減らしたくてダイエットをしているんだ」→「○○さんは支出を減らしたいからダイエットをしているんだね」
という感じで、相手の発言の中の言葉を少しだけ変えて聞き返してあげます。
複雑な聞き返しでは……
「僕はもっと瘦せたくてダイエットを始めたんだ」→「へぇ、なぜもっと痩せたいんだい?」
といった感じで、相手がまだ語っていないことを聞き返してあげましょう。
一人で行う場合は少し難しいですが……自分が考えていることに疑問を投げかけて行うのが一番良い方法だと思います。
四つ目はSummarizing(要約)
相談者の発言を要約し、まとめて返してあげます。
一人で行う場合も自分自身が考えてきたことをまとめ、要約してみましょう。
以上の四つを意識しながら、ダイエットをする動機を掘り下げていく。
これが『動機づけ面接』です。
テクニックその2.『機能的イメージトレーニング』
動機づけ面接の効果を5倍に増やす
テクニック二つ目は『機能的イメージトレーニング』です。
こちらのテクニックは一つ目で紹介した『動機づけ面接』にビジュアルイメージを加えた方法になります。
要するにイメージトレーニングですね。
ただイメージするだけではダメなので、自分の動機に対して疑問をぶつけ、頭の中にイメージを浮かべていきましょう。
「具体的にはどうしたらいいの?」と思うはずなので以下に書いていきます。
ダイエットのゴールを具体的にイメージする
自分に疑問をぶつけてダイエットのゴールをイメージしていくわけですが……
単純に「自分が痩せたらどのような気分になるんだろう?」という想像をするだけではモチベーションが湧きません。
なので以下にぶつける疑問の例をご紹介していきます。
- ・「もし体重が減ったなら、自分がこれまでに出来なかったことができるようになるだろうか?」
- ・「自分の体重が減ったら、どんな見た目になるだろうか?」
- ・「もし痩せたら、歩く時や動く時に感覚はどう変わるだろうか?」
- ・「自分の視界は変わるだろうか」
- ・「普段の食事で食べるものの感覚はどう変わるだろうか?」
- ・「痩せた姿になったら、周りの視線はどう変わるだろうか」
上記のように、一般的なイメージトレーニングよりもさらに踏み込んで、視覚、聴覚、味覚、触覚などの五感をフルに使った想像をしてもらいます。
五感をイメージに絡めることで、モチベーションや自信の向上に繋がるのでしょうね。
まとめ
というわけで今回はダイエットを成功させやすくするテクニックについてまとめてみました。
特に二つ目の機能的イメージトレーニングは効果が高いのでぜひ使ってみてくださいね。
また、このトレーニングはダイエット以外の目標にも効果があります。
自分自身で好きに改善して使ってみるのもいいでしょう。
それでは今回はここまで、また次回お会いしましょう。